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女子の部で競技させられたトランスジェンダーのレスラー、勝利後にブーイングを浴びる

2018/2/25 Independent

www.independent.co.uk

全訳

意に反して女子の部で競技させられたトランスジェンダーレスリング選手が、テキサス州タイトルを二年連続ストレート勝ちで守った後、観客からブーイングを浴びた。

ダラス近くのユーリス・トリニティ高校の生徒で18歳のマック・ベッグスは、ヒューストン郊外のサイプレスで行われたトーナメントに負け知らずの記録とともに参加していた。

ベッグスは土曜日に行われた110ポンド級の決勝でチェルシー・サンシェズを、2017年のタイトル獲得戦に続いて破った。しかし、試合のビデオから、多くの観客がベッグスの勝利に怒りをぶつけていたことがわかる。

ベッグスは女性から男性への性別移行プロセスの途上であり、低用量のテストステロンを服用している。

このレスラーは繰り返し男子の部で競技させるよう求めていたが、テキサスの公立高校の規則では、選手は出生証明書に記載された性別に基づきトーナメントに参加しなければならない。

「彼はレスリングの相手となる女の子に対してとても敬意を持っています」と、母親のアンジェラ・マクニューは語る。「人々はマックが女の子を叩きのめしていると思っています。彼がレスリングをする女の子は、タフですよ。」

レスリングでは強さよりも、技術と訓練が大事なのです。」

ベッグスが女子とレスリングをしながらステロイド療法を受けていることは、昨年の大会前、競技上の公平性とトランスジェンダーの権利に関する激しい論争に火をつけた。

ベッグスのチャンピオンへの道程では、二人の選手が頭部を怪我することを恐れて撤退し、失格となった。

今年の州タイトルへの行進の間、ベッグスと戦うことを拒否した選手は一人だけである。しかしベッグスは、彼の参加を阻もうとする親たちから訴訟を起こされている。

選手は出生証明書に記載された性別で競技しなければならないという規則は2016年、テキサスの高校スポーツを監督するUniversity Interscholastic Leagueにより承認された。

これは学校が競技者を決定することを助けるためになされたのだと、UILの副代表であるジャミー・ハリソンは語った。

ベッグスの最新の勝利により、彼は高校レスリングのキャリアにおける不敗記録を完成させ、最終シーズンでは35勝を挙げたことになる。

ベッグスは次は大学へ移ることになるが、大学におけるNCAAの規則では男子の部で競技することが可能になる見込みだ。